#011

城です.

今回は(今回も?)番外編として,

7/12  西麻布bulletsで行われたイベント

TokyoMaxUsersGroup#9 [サウンド・インタフェース]

での僕のプレゼンテーションをお届けします.

 

「オーディオ・インタフェースによるフィジカル・コンピューティング」


20080712 kazuhiro jo talk at tokyo max users group #9 from jo kazuhiro on Vimeo.

 

このプレゼンテーションでは,コンピュータと物理世界との”音を介した”やり取り(最終的に音として聴かせる,とは限りません)について,僕がこれまで関わってきた3つのプロジェクト MonalisaThe SINE WAVE ORCHESTRA, AEO から例をとって話をしています.

プレゼンテーションの機会を与えてくれた&videoを撮影してくださったTMUGのスタッフの皆様に感謝!

 

キーワードと用語解説

Audio Mostly: Interaction with Sound がテーマの国際会議.このプレゼンテーションの内容を10月に発表してくる予定です.

オーディオ・インタフェース:コンピュータで音を扱うための装置

フィジカル・コンピューティング:コンピュータを用いて物理世界を知覚・操作するというアプローチ.具体例としては,インタラクティブなインスタレーション,自作楽器など.

Monalisa: いつかメンバーでもある永野くんとの”音を視る,絵を聴く”ためのプロジェクト.音と画像を相互に変換するソフトウェア・プラットフォームとして,アプリケーション,プラグイン,インスタレーションを作ってます.

The SINE WAVE ORCHESTRA: 古舘くん,石田くん,野口くんとの参加型のパフォーマンスのプロジェクト.一人一本のサイン波を演奏する,というコンセプトでやってます.

AEO: EYEさん(Performance), 澤井くん(Sound)との動きを音と光に変えて見せるというパフォーマンスのプロジェクト.僕の担当はInstrument.

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#010

永野です.

ついに10回目.

#009で次回はまとめと言いましたが,そうはならず
テーマは「システム」と「音の扱い方について」

2008.06.30 新宿ルノアールで収録

Download ->いつか音楽と呼ばれるものを考える#10.mp3

金子智太郎,城一裕.徳井直生,永野哲久

「システム」から The SINE WAVE ORCHESTRAmassh!movalprocessを考える
音の扱い方について考える
回になっております.

ゴホゴホ言ってるのは風邪気味の僕で,少々元気無し&頭回らず.
にもかかわらず1:07:00あたりから,エゴの所在について久々の大激論!

永野「エゴ議論に意味あんの?」
城「ある!」
金子「エゴが無いようなところにも,エゴがあるということ」

久々告知

SITE ZEROが7月中に出るらしい.要チェック!
Tokyo Max Users Group #9に城一裕登場!
大垣ビエンナーレにいつか〜メンバー襲来か?
7/11 徳井直生 AppStoreでiPhone App出します(3つ?).買ってください買ってください.
城 & 永野もリリース?
お便り募集中!
つまんねーからやめろとか(城)
結局おまえらなにしたいんだとか(永野)

キーワードと用語解説

システム作るやつが偉いのか問題/システムとインフラ/巨大なデータベースに対するカウンターとしてのmashup/ラジオ再評価/透明なシステム/Brian Eno/80’sと90’s/21世紀はCodeの時代/CD-Rの衝撃/システムのどこの層まで潜れるのか/楽器は匿名性が高いのか/ホワイトノイズ・オーケストラ/sinewave orchestraはCodeなのだ/なんで混ぜるんですか!/ループ耳/イケダリョウジは実はオーガニック/エゴ議論に意味があるのか/freesoundの方が生き残る可能性大/人類はどこへ向かうのか/データベースとシミュラークル論に対する回答/Matrixのネロが出てきたら尊敬する!/Webは現実の系に比べてスピードが速い

ブライアン・イーノ : 音楽家.アンビエント・ミュージック,ジェネレーティブ・ミュージック等,様々な音楽システムを提示したことで知られる.ovalprocessを最初に知ったときは,「ああ,Music For Airportsのテープの手法だ」と思った.そんなわけで,movalprocessを考える上でも非常に重要な音楽家.
徳井さんの「iPhoneはブライアン・イーノ マシンだ」にも要注目.

ウォークマンまでプログラミングできるようになった: #006-2「iPhoneはプログラミングできるウォークマン」(徳井)を受けての発言.しかし,iPhoneは「プログラミングのできるウォークマン」ではなかったで言及されているように,iPhoneは音楽ファイルにアクセスできない(らしい).

よこいくん : Vokoi kazunovski氏のこと

あずまさん : 東浩紀氏のこと.
データベースとシミュラークルは,同氏の「動物化するポストモダン」を参照のこと.

チベットの偉いお坊さん達

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#009

永野です.

いつか〜初のフルメンバー収録.
テーマはmovalprocessについて」

2008.06.23 東大二号館 SUBWAY前にて収録

Download ->いつか音楽と呼ばれるものを考える#09.mp3

金子智太郎,城一裕.徳井直生,永野哲久

Apple Store銀座でのプレゼンテーションに対して
抜けた話,突っ込みどころ,発展を考える回になっております.

途中(46:00ごろ)話しが飛ぶのは,ジュース買いに行くタイムが入ったためです.
後半(57:30〜)のテクニカルトークはGeek魂爆発なのでスルーしてもOK!
しかし,最後のオチは必聴です :)

後半雨が強く降りはじめて,その音をPCM-D50がしっかり録音してくれちゃっています.

キーワードと用語解説

なんで作ったのか/ClubでLaptop Live/freesoundよりも密集度が高い/制限による可能性/サウンドファイルのキャラ(クター)/オヴァルで重要なのはskippingの発見/Compositionで個性が出るのか/キーになるSoundfile/Soundfileを放流/movalprocessにおけるリスナー/一番の問題は乗ってくれる人がいるか/Soundfileを練り上げる系/Soundfileを作ることでSoundfileを対象・Soundfileを作らないことでSoundfileを対象/Soundfileを作る行為が生きるシステム/Soundfileを放流する/Soundfile職人/徳井直生リスペクト話が嫌!/プラットフォームの選択/Programming With Quartz読書会/Max VS Cocoa論争/玉がキュンキュンキュンキュン動くSONASPHERE/prosessing + Max/MSP/落ちるアプリは配らないぞ!

みやたにさん : 音楽家のdaisuke miyataniさんのこと

データベース,パクリ,初音ミク : 思想地図 Vol.1の増田さんの論文.movalprocessとかなり接近した論文.必読.

ピクセラー : Pixieの間違い.Developer Toolsをインストールすると /Developer/Applications/Graphics Tools/Pixie にあり.他には,/Applications/Utilities/DigitalColor Meterも多用.こちらはpixelのRGBを調べる用

かんたくん : 堀尾寛太氏のこと

Bangでスタートして終了するとBangが出る:こういうこと

ヲタクどもが行く

実は東大でやってた展示を見たあと収録でした.
こんなのがあった

photos@徳井直生

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#008

永野です.

6/22 Apple Store銀座で行われたイベント
IAMASイキマス、DSPでBANG! 2008
での僕のプレゼンテーションをお届けします.

movalprocess」と「いつか音楽と呼ばれるもの」#000 概要編


movalprocess #000 at Apple Store GINZA 20080622 from norihisa nagano on Vimeo.

プレゼンテーションで使わせてもらったサウンドファイルは
主に
daisuke miyatani さんと
imoutoidさん
のものです.感謝.
(movalprocessの画面でcreditは出ているのですが見えない)

キーワードと用語解説

気分がエレベーター : 僕の前の人のパフォーマンスがエレベーターガールだった
のっち : Perfumeのメンバー.

エレクトロニカの古い夢/オヴァルovalprocess/グッチ祐三/響きの連続としての音楽/movalprocess/相互作用の必要性/movalprocess system/使用率による自動化/テクノ耳/

がっつりプレゼン

movalprocess初お披露目

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#007

第7回

Download ->いつか音楽と呼ばれるものを考える#07.mp3

参加者 : 金子智太郎・徳井直生・城一裕

「いつか〜」新メンバー金子さん初登場!
思想・美学に強いメンバーがいないなぁと思っていたところに,超強力メンバーがぁあ!!
(徳井さん,城さんぐっじょぶ)

金子さんと城さんの出会いのきっかけは,Sputniko!さんからのご紹介だそうです.感謝~

背景知識がないにも関わらず,なぜか美学的な話をしているいつか〜メンバー.
(ポジティブにとらえると,実践から辿り着いているとも・・)
強力メンバー加入でどこまで行けるのか.

今回のテーマは「mashupを美学的に読み解く」
いいきなりすごく面白い話になっておりマス.(キーワードがめちゃくちゃ多くなってしまった)

金子智太郎


美学専攻 専門はアンリ・ベルクソンの美学、聴覚文化研究
MA in Aural and Visual Culture, Goldsmiths college, University of London
東京芸術大学美術研究科博士課程後期在籍
http://tomotarokaneko.com/

 

キーワードと用語解説

ネタ的mashupは好きじゃない/音ネタ知ってる知らないで面白いかが決まる/mashupはコンテキスト依存が強い/Massh!はクラブ系/Massh! iPhone版はジャムセッション系appへ?/mashupではない何かへ/なぜmashupが流行っているのか分からない問題/MAD/CGM/iPod・iPhone集結パーティー/作り手でも聞き手でもない方向へ/システムがヒエラルキーを解体する原動になっている/セレクターと自動化は相性がいい/IAMAS生のMassh!の反応は反発気味だった?/アンビエントは画家の作業に相性がいい/反発があった方がよいのだー/漫画では最初の作者が神格化するが,音楽では逆/漫画は自分で描く/コボちゃんmashupはひどい/三郎とサブローザ(ベルギーのレーベル)/音楽の気にしなかった構造を見る/クラブで手を上げさせるシステム/突然変異が淘汰されない環境を用意すること/Pansonicが淘汰されなかったのはテクノリスナーのおかげ/池田亮司の曲で自殺するスピーカー/グリッチはモノが壊れるときのようなハッとする音/

 
DEMOsaでのプレゼンテーション: プレゼンの録画 

宮島さんのmashupアプリ :MMGのこと.Massh!よりDAW寄りのアプローチ
DeMOSAでのDemo

BelkinのiPod用簡易ミキサー: Belkin RockStar

iTunesから自動コラージュアプリ : iTunes Signature Maker!のこと.ユーザーのコラージュ一覧
謎のコラージュ もう一個なぞのコラージュ

サビ抽出: 後藤 真孝さんによるサビ検出研究のこと.この辺に色々あり
http://staff.aist.go.jp/m.goto/publications-j.html

しかし,あなた方,アイディアばらしまくりですが,いいんですか?笑

(5・6は近日中公開します〜)

またとんかつ屋に行った後録ったらしい:)

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#006-2

永野です.

第6回は,5/27 IAMASで行われたイベント
徳井直生緊急来校!「mashupとiPhone」
の模様をフル動画でお送りします.

今回は後編
永野プレゼンテーション「本日のテーマについて」
徳井直生,赤松先生の対談

となっております.


20080527 nao tokui / aka Talk & nagano presentation on Vimeo.

vimeoで見る

「データから読み取る,iPodとiTunes Store」みたいなプレゼンテーション
赤松先生の初iPhone公開トーク!!
集合知に関するかなり突っ込んだ議論
等など,またも見所満載デス.

キーワードと用語解説

永野の法則/OS X汎神論/iPhoneはプログラミング可能なウォークマン/タグ付け好き?プレイリスト作るのめんどくさくね?/セレンディプティ/Openな傾向がこのまま続くのか/インターネットは理想主義的/OpenからClosedへ/iPhoneの制限/GenerativeからCollective/集合知ってはてなじゃね?/特別なものへのアクセス方法/音楽における多数決の問題/集合知の実験/飲み会でしっぽり話すぜ!/全財産分Apple株買う/AndroidはOpenの弊害で失敗する/Openな物を洗練してClosedで使う/AppStore/Google広告モデルからの脱却/ループする既得権益争い/Live!との差異化/自分の曲を作りたい!

Android:グーグル提供の携帯電話用ソフトウェアプラットフォーム.
公式SDK:AppleのiPhone App開発公式SDKのこと.

いつか~で話してきたことを赤松先生にお伺いした,という雰囲気もちらほら.
議論が「さぁ核心へ!」というところで時間切れとなりました.続きはまた今度.

がっつりトーク

慌ててiSightをセッティングするも,使わず

大盛況でした.

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Monalisa at NIME08 その2

こんにちはー

城です.

Monalisaの発表無事に終了しましたー.下の図を見せただけですぐに理解してくれるあたり,話が早くて助かりました(つたない英語でもどうにかなりますし).

8-bit

ところで,なんとMonalisaとほぼ同一のコンセプトのソフトウェア(RasterpieceSonART)の作者のWoonyと出会うことができました.お互いソフトは知っていたもののどんな人かはまったく知らず,まさか本人に会えるとは思わなかったのでうれしい限りです,ちなみに,彼はStanford大学のCCRMA(コンピュータ音楽の殿堂みたいなとこですね)で博士号を最近取得したらしいのですが,なんとその審査員の中には(博士論文になると数名の教授たちによる審査があるのです),マックス・マシューズ(Maxの語源の御大です),ジョン・チョウニング(FM音源の発明者), ジャン=クロード・リセ(無限音階を使った曲がある作曲家)なんかがいたそうです.まさに殿堂なんだなあ,とびっくりしました.

NIMEも本日で最終日.いくつか興味深かった話題を振り返ってみたいと思います.

 

Jennifer Butler 

Creating Pedagogical Etudes for Interactive Instruments

この発表では,New Musical Interfaceって,作っておしまい,のものが多すぎなんじゃないの,と言った主張のもと,練習曲による日々のbasic skillの鍛錬の必要性を訴えていました.練習曲に対しては,basicと言っている部分をよっぽどうまく定義しないと,音表現の可能性を狭めてしまうことにつながるのでは,とも思うのですが,作っておしまいのものが多い,練習もっとした方がいい,というあたりの主張にはかなり共感するものがありました.

 

Xavier Serra (Keynote lecture)

Technological development in the current social context: Who is really in control?

music3.0

こちら,発表の都合もあって,全部は聞けなかったのですが,Creation(Production Tools)と,Content(Databases)と,Community(Social Tools)が,新たな音楽の要素となる,との主張,前回のポッドキャストの内容ともかぶることもあり,議論の出発点としてはいいモデルかも,という感じです(ただMusic3.0はちょっと安直なネーミングでは?とは思いますが).

 

Jean-Marc Pelletier 

Sonified Motion Flow Fields as a Means of Musical Expression

Sonified Motion Flow Fields as a Means of Musical Expression

個人的には,今回のベストプレゼンテーション(会議によってはそういう賞を実際に出しているところもあります).動画を膨大なデータの集合(320*240, 8-bit, 30fpsの画像だと44.1KHz, 16-bitの音の十数倍)と見立て(この辺り少しMonalisaも似ています),特徴点を抽出し,フレームごとの変化に基づいて(パラメータはx,yと移動量と角度),グラニュラ・アディティブシンセシスの制御に使う,というものです.単に技術的な話だけではなく,イメージとそれに基づく音との関係をcontrol gestaltsという概念で述べていたり,サンプルのクオリティがすごくよかったり(でも,これじゃあすぐに飽きちゃうので駄目ですけどね,とすごく控えめでしたが),と,印象に残る発表でした(さすがIAMAS!).

 

Workshop on Techniques for Gesture Measurement in Musical Performance

Organizers: R. Benjamin Knapp, Marcelo Wanderley, Gualtiero Volpe 

こちらのワークショップは,ジェスチャー認識の技術として,筋電,モーションキャプチャ,コンピュータビジョン,の3つを取り上げ,それぞれの長所,短所を,デモを交えながら説明する,というものでした.筋電だと見えない動きを取得できる,とか,モーションキャプチャは精度がめちゃくちゃ高いけど値段は高いし見かけはよくない,とか,コンピュータビジョンは,精度はモーションキャプチャに比べたら荒いけどコストは低い,と言った比較や,筋電にも,EMG(筋肉の動きに伴う電位),EEG(筋肉を動かすための電位),といった種類があって,EEGだと動く前に検出することができるけど,非常に微弱な信号なので,リアルタイムのパフォーマンスにはちょっと使いづらい,とか, なかなかためになる情報を得ることができました(こういったレクチャーがあるのは専門性が高い会議ならではの良さですね)

 

その他,コンサート,ライブ,インスタレーションに関しては,論文の発表に比べると審査基準がいまいち一貫していない感じもあり(厳しさは会議によってバラバラですが,国際会議は発表のための審査があるのです),やっぱりあくまでも学会なんだなあ,という印象を持ちました.とはいえ磨けば光る(というとなんだか偉そうですが)感じのものはいくつもあったので,今後にぜひ期待をしたいところです.

ではまたー

 

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#006-1

永野です.

第6回は,5/27 IAMASで行われたイベント
徳井直生緊急来校!「mashupとiPhone」
の模様をフルで,いつか〜初の動画でお送りします.

今回は前編,徳井直生プレゼンテーション


20080527 nao tokui presentation on Vimeo.

vimeoで見る

徳井さんもBlogで書いていますが,IAMASに来るというので
「じゃ,プレゼンやってよ」
「トークもやってよ.相手は赤松先生にお願いしよう,iPhoneだー」
ぐらいでささっと決めて,4日後にはもうイベントという,緊急イベントでした.

IAMAS学内イベントとしては異例の大入り満員御礼の中
最初からいきなりボケをかます僕
かつて音楽と呼ばれたもの」詳細解説!
#007でも話に出た,サブロー事件
イベントの司会初体験(というより,実はイベント企画自体が初めてなのよ!)な僕の慌てっぷり
等々,見どころ満載であります.

キーワードと用語解説

/Black Album/Jay-ZとJB/なぜMASHUPが流行っているのか/ヒエラルキーから外にでる/Modulality(モジュール性)/実はMADが好きじゃない/ミュージシャンとしての自分との葛藤/結局アプリケーションを作っている人が偉いのか/

サブロー事件のサブロー:サブローというのはプロレスラーの稲松三郎 http://www.bjw.co.jp/images/data_ine.html
で,曲はテーマ曲の「パープル ハイウェイ オブ エンジェルス」 by 永澤学人(金子さんが調べてくださいました)
 
セレンディピティ:偶然幸運に出会う能力
プロシューマー:アルビン・トフラーが著書「第三の波」の中で示した概念で、消費者(consumer)と生産者(producer)を組み合わせた造語であり、消費者が生産に加わることをいう,(wikipedia)

さっそくIAMAS学内に「かつて音楽と呼ばれたもの」が伝染


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Monalisa at NIME08

こんにちは

城です.

いま,このpodcastでもしばしば名前が出てくるMonalisaの発表のためにイタリアのジェノバで行われているNIME (New Interface for Musical Expression)という国際会議に来ています(会場はかなり歴史がある建物,とのことです).

下記のリンクから論文とムービーが見られるようになっていますが,僕らの発表では,Monalisaアプリケーション,Monalisa-Audio Unit,Monalisa-Image Unit,そしてNTTICCで展示したインスタレーションMonalisa”音の影”の説明をしています.その他,論文の方では,Monalisaでつかっている2つのアルゴリズム(24-bitと8-bit)の詳細や,Monalisaと同様に音とイメージの関係を考えている他の取り組みの紹介もしています.

K. Jo, N. Nagano 

Monalisa: “see the sound, hear the image”, In Proceedings of the 8th International Conference New Interface for Musical Expression. NIME ‘08 will be held on June 5-7, 2008 in Genova, Italy. [PDF][Movie]

この会議はその名が示す通り音楽表現のための新しいインタフェースに関する発表が主になっていて,世界中からギークたちが集まって,論文発表だけでなくデモやコンサート,クラブでのパフォーマンスを繰り広げる,というものです.とはいえ技術だけではなく,How to re-experience と題されたパネルセッションでは,これらの新しいインタフェースを使ったパフォーマンスや作品をどのように再体験(re-experience)させることができるのか,そもそもdocumentationとexperienceはちがうよね(録音と演奏の違い?),再現のための5線譜にかわるnotation(記譜法)はプログラムのコードなのかビデオの録画なのか,などなど,いつか音楽と呼ばれるものを考える上でも刺激的なキーワードがいろいろと出てきたりしています.

今回,残念ながら永野くんは多忙のため来れなかったので(6/22のイベント期待しています!),ひとりぼっちでの参加なのですが,おいしいご飯にも恵まれ(ギークたちにも囲まれ?)楽しい日々を過ごしています.

と,これだけでは何なので本日の面白かった発表を2つほど.こちらは技術よりの話です.

Staas De Jong

The Cyclotactor : Towards a Tactile Platform for Musical Interaction 

これは,電磁石と距離センサを組み合わせ,指先を入出力に使う,というもので,電磁石のon/offをコンピュータでコントロールすることで,指(正確には指につけた磁石)の動きを制御しています.距離センサ(赤外線)で拾った指の動きに応じて音が変化するのですが(ちなみデモではダフトパンクの曲をつかっていました),つながってないのに動かされる,というのはかなり不思議な感覚です.詳細は論文で!(といいたいところなのですが,まだuploadされていないようですので,され次第追記します)

Angelo Fraietta 

Open Sound Control: Constraints and Limitation

こちらはタイトル通り,OSC(Open Sound Control:注)の制約と限界について述べている論文です.挑発的なタイトルですし,突っ込みどころはあるのですが(そもそも時間が正確じゃないのはOSCの問題というよりは,UDPの問題なのでは),(人に取って)わかりやすい名前を付けられる,とか(MIDIと比べて)扱えるパラメータの数が多いとか,OSCの良さを再確認できるよう内容になっています.

まだまだ会議は続くの面白い発表があったらまた追加します.

ではまたー

OSC(Open Sound Control)

OpenSound Control(OSC)とは、電子楽器(特にシンセサイザー)やコンピュータなどの機器において音楽演奏データをネットワーク経由でリアルタイムに共有するための通信プロトコルである。カリフォルニア大学バークレー校にある CNMAT(The Center for New Music and Audio Technologies)が開発した。

[wikipediaより引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/OSC]

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#005

永野です.

5月頭,IAMASの卒業生で現在もIAMASで働きつつアーティスト活動をされているお二方にYCAMに連れていってもらいました.
ということで#005は番外編.YCAMレポート

テーマは「YCAMのクリエイティビティの秘密」

IAMASのお二人の活動について聞いてみた(前編)
YCAMのInterLab Chief,スーパーテクニシャン伊藤さんに色々聞いてみた(後編)
の二本立て

Download ->いつか音楽と呼ばれるものを考える#05-1.mp3(前編)

Download ->いつか音楽と呼ばれるものを考える#05-2.mp3(後半)

おまけ


サイン波が聞こえているのは,座っていたところが池田亮司さんのインスタレーションになっていたためです.
気になったり気にならなかったり面白い.

「大友良英 / ENSEMBLES」展示作品
大友良英×高嶺格「orchestras」では、楽器・機材を募集しています。


ゲスト紹介

萩原健一(映像作家 フォトグラファー)


1978年山形県生まれ。2005-06年文化庁新進芸術家国内研修員。2007年情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。 写真表現を主軸にスチル/ムービー問わず多様な映像メディアを用いて作品制作を行なう。HD(高精細)映像による動画ポートレート「sight seeing spot」ART AWARD TOKYO 2007特別賞受賞。撮影ユニット”ArchBIMIng”メンバーとして 2004年「美ch」Ars Electronica -CampusExhibition(オーストリア)2005年「暗黒の騎士」art project room ARTZONE (京都)出品。グループ展「INDEX#2 〜Life Styles〜」トーキョーワンダーサイト等参加。

河村 陽介/lozi


1977年生まれ。2002年岐阜県立情報科学芸術アカデミーアートアンドラボ科卒業。
2005年よりフィールドワークの一環として移動型空間MOBIUMの運営を開始。各地にて
協調型もしくは寄生型コラボレーションワークを実施。現在、情報科学芸術大学院大学メディア文化センター在籍。
www.mobium.org

伊藤 隆之(YCAM InterLab Chief, Chief Sound Engineer)


2003年IAMASを卒業後、YCAM(山口情報芸術センター)にオープニングから勤務。
現在までにYCAMで制作された多くの作品の制作にたずさわる。個人での関わりとしては、
高嶺格「GodBlessAmerica」、一楽儀光「どらビデオ」など。

キーワードと用語解説

IAMAS : 情報科学芸術大学院大学/国際情報科学芸術アカデミー
YCAM : 山口情報芸術センターのこと
sight seeing spot:こちらを参照
池田亮司展 : 「datamatics」のこと
エキソニモ : exonemo.アーティスト.
The Road Movieでアルスエレクトロニカ・ゴールデンニカ受賞.
ワークショップ : walking around surroundのこと
MAPPING SOUND INSTALLATION : http://msi.ycam.jp/map.html
GAINER/FUNNEL : オープンソースI/Oモジュール.IAMAS小林茂さんが開発
ジグビー(ZigBee) : http://e-words.jp/w/ZigBee.html
フチコマ : 攻殻機動隊に登場する戦車
ホロフォニックス : 立体音響録音システム.これなんかをヘッドフォンで聞くとすごいことになります.

mobium/IAMAS/YCAMは日本一の制作環境/バスを運転しながら演奏/ピンホールカメラ/大垣ビエンナーレ/ちゃんと生きなきゃだめだな/とりあえず部屋片づけよう/IAMAS出前講座/ワークショップなど外部との接触を/IAMAS Open House/筋電センサー/YCAMは無料で観れる/カールステン・ニコライのファンの小学生

その後,伊藤さんよりお便り
アメリカの周波数オークションは700MHz帯でしたね。
ZigBeeは2.4G、Wifiは2.4Gもありますが、そのほかにもいくつかあるみたいですね。

とのこと.

sight seeing spotとtest patternはよい意味で対極的だと感じたのだが,結局上手いことは言えず:)
IAMASも外部と・・という話の結果,5/27には徳井さんにプレゼンやってもらいました(有言実行).

YCAM到着

Ryoji Ikeda展開催中でした

左から河村さん,伊藤さん,荻原さん

test patternかっこよすぎ

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